今回はバスケットボールの基礎ルール③ということで、試合に関するルールを説明したいと思います。
今回は下記の項目について紹介していきます。
- 試合開始の仕方
- オルタネイティングポディション
- ボールの状態と時間の進行
- 得点の仕方
- タイムアウト
バスケットボールの基礎知識③
試合開始の仕方
試合開始はセンターサークルで各チーム1名ずつが向き合い、ジャンプボールによりスタートする。流れは下記の通り。
- 両チームの1名がセンターサークルに向き合う。(ベンチの反対側のコート向き)
- その際ほかの8名はセンターサークル内には入れない
- 審判がボールをトスアップ
- サークル内の2名がお互いジャンプしボールをタップ(タップは2回までで、キャッチしてはならない)
- サークルの外にいた8人でボールを奪い合う(1度サークル外のプレーヤーがボールに触れた場合、センター内のプレーヤーもボールを触ってよい)
- 最初に保持したチームの攻撃から開始
- その際基礎知識②で紹介したポゼッション・アローを、最初に保持できなかったチームが攻めるゴールを指すように置く
- 2Q以降はオルタネイティングポディションにより交互にスローインから始める
※以前は試合中のジャンプボールシチュエーションはジャンプボールによる再開でしたが、現在はオルタネイティングポディションによりジャンプボールはせず、交互にスローインを行います。
オルタネイティングポディション
ゲーム中にどちらのチームのボール保有かわかなくなった場合、「ジャンプボールシチュエーション」となります。その際は、両チームが交互にスローインを行う「オルタネイティングポディション」というルールが適用されます。
ジャンプボールシチュエーションの状況とは以下の通りです。
- 1クウォーター以外のクウォーターが始まるとき
- ヘルドボール(お互いがボールを持ち合い、どちらのボール保有にもならない時)
- 両チームのプレーヤーが同時にボールに触れアウトバウンズ(コートの外にボールが出る)になったとき
- 誰がボールを外に出したのか審判でも判別できなかったとき
- 最後のフリースローが失敗したとき(リングには当たる必要がある)に、両チームのプレーヤーがバイオレーションをしたとき
※フリースローをうつシューターがボールを話す前に、線を越えてしまった場合など - 両チームのプレーヤーが同時にバイオレーションを起こした
- ボールがリングに挟まってしまった時
ボールの状態と時間の進行
ボールの状態
ボールの状態には「ライブ」と「デッド」があります。
ライブ
- ジャンプボールの際、トスアップで審判の手を離れた時
- フリースローの際、シューターにボールが渡されたとき
- スローインの際、プレーヤーにボールが渡されたとき
デッド
- シュート、フリースローが成功したとき
- ファウルやバイオレーションを審判がコールしたとき
- 各クウォーターの終了のブザーが鳴った時(シュートのボールが空中にあるときはデッドにならない)
時間の進行
ファウルやバイオレーションになった時に時間は止まります。
基本的にはボールがデッドになった時間は止まると考えてよいです。
フリースローではない通常のシュートが成功した場合は、その後速やかに相手の手にボールが渡りスローインとなるため、ボールが瞬間的にデッドになりますが時間は止まらず進みます。また、4Qの残り2分を切った際はシュートが入り、スローインするプレーヤーがコート内のプレーヤにボールを渡すまで時間は止まります。
得点の仕組み
バスケットボールの得点は、1点、2点、3点があります。
シュートの種類は①フリースロー②フィールドゴール(2ポイントエリア)③スリーポイントシュートがあります。
フリースロー
- 2ポイントエリアからのシュート⇒ファウル⇒シュート外れる⇒フリースロー2本
- 3ポイントエリアからのシュート⇒ファウル⇒シュート外れる⇒フリースロー3本
- 2ポイントエリアからのシュート⇒ファウル⇒シュート入る ⇒フリースロー1本
- 3ポイントエリアからのシュート⇒ファウル⇒シュート入る ⇒フリースロー1本
シュート動作中にファウルを受けた場合に与えられる、ボーナスショットです。
1本につき1点の得点が与えられる。
与えられる本数はシュートの種類によって変わり、2ポイントエリア(画像の黄色のエリア内、制限エリア含む)からのシュート動作中であれば2本、3ポイントエリア(画像の橙色)からのシュートであれば3本が与えられます。
ただし、シュート動作中にファウルを受けたシュートがそのまま入った場合は、そのシュートの得点(2点or3点)は認められ、加えて1本のフリースローが与えられます。
タイムアウト
タイムアウトは監督からプレーヤーに戦術の指示が行われたり、選手の水分補給などのケアが行われます。
タイムアウトは前半2回、後半3回が与えられ、延長戦がある場合は各クウォーターに1回が認められます。
タイムアウトはコーチかアシスタントコーチが請求でき、時間は1分間。
まとめ
いかがだったでしょうか。初心者向けバスケットの基礎知識を3記事にわたり紹介しました。しっかりと基礎知識を学びもっとバスケットボールを好きになりましょう。
次はバスケットのルールを学びましょう。
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