バスケのシュートが今より絶対入るようになるコツ11選

シュート

「ワンハンドシュートの練習を始めたけど、うまくシュートが入らない」
「練習では入るのに、試合ではシュートが入いらない」
「入らない理由がいまいちわかならい」
「シュートで何を意識してよいのかわかならい」
そんな悩みを抱えていませんか?

シュートが入らないレベルには2つあると考えいます。
1つ目は、ディフェンスがいない状態のセットシュートで入らないレベル。
2つ目は、セットシュートではある程度入るが、試合でシュートが入らないレベルです。

同じシュートが入らないという状態でも、気を付けるべきコツは変わってきます。

この記事では、シュートの確率をグンと上げるコツを
①セットシュートで入らないプレーヤー向け
②試合でシュートが入らないプレーヤー向け
③全プレーヤー向け
の3つに分けてご紹介します。

 

本記事の内容

■セットシュートで入らないプレーヤー
①シュートが入らない原因を考える
②狙う場所を同じにする
③ループ(アーチ)の高さを変える
④シャドーシュートと実際のシュートを見比べる

■試合でシュートが入らないプレーヤー
①疲れた状態でのシュート練習
②ディフェンスを想定したシュート練習
③実際の動きを取り入れたシュート練習

■全プレーヤー向け
①体幹を鍛える
②目標を決めないでシュート練習をしない
③ジャンプの最高到達点でシュートを打つのにこだわらない
④上手い人の動画を見る

それでは見ていきましょう!!

セットシュートで入らないプレーヤー向けのコツ4選

シュートが入らない原因を考える

セットシュートでシュートが入らないプレーヤーは、正しいシュートフォームがまだ完成していないか、シュートの感覚やコツを掴めていないかかのどちらかだと思います。

シュートが入らない原因をしっかり考えてみましょう!

・横にずれてしまう
・ボールのスピンが斜めや横になっている
・シュート後に体が崩れている、手や足が極端に前に出ている

このような原因の方は、まだ正しいシュートフォームが確立できていません。
そのようなプレーヤーは、正しいシュートフォームを紹介した記事をよく読み、シュートフォームの確立から練習してください。

狙う場所を同じにする

バスケットボールを始めたばかりのプレーヤーには、シュートを打つ際にどこを狙っていいかわからず、毎回違う場所を狙っている方も多いです。

そのような方は狙う場所をどんな場所からでも、毎回同じにしましょう。

狙う場所は
①リングの手前
②リングの奥
③リング全体

と3つあると考えています。

感覚的な問題も多く含んでいるので、どこを狙ったほうがシュートが入るという正解はありません。

まずは狙う場所を変えてシュートを打ってください。
その中で感覚として、または確率として自分に合った狙う場所が出てくるはずです。

ちなみに私はリングの手前を狙って打っています。
打つ際は、バッグボードやディフェンスの手が見えなくなるほど、リングに集中してシュートを打っています。

シュートタッチが悪い時や試合に集中できていない時は、シュートを打つ際も周りが見えていることが多く、いつも目で追わないボールの軌道を追ってしまったりと、感覚的な違いも分かってきます。

ループ(アーチ)の高さを変える

ループは高いほうがシュートは入りやすいです。

それは、ボールとゴールの大きさから、だいたい35度より入射角が小さくなると
どんなにゴールにまっすぐ打っても、リングの中に入らないからです。

しかし、シュートが入らないプレーヤーの多くは、ループの高さが足りていないことが多いです。

では、どうしてループが低くなってしまうのか。
①低いほうがボールの軌道をコントロールしやすい
②遠くからシュートを打ちたく、ループを低くして無理に届かせている
大きくこの2つが原因と思われます。

①については、とにかくループを高くすることを意識して練習しましょう。

ループを高くすると、思い描かなければならない軌道が長くなり、よりシュートは難しくなります。
ただここは耐えどころです。
今後シュート確率を上げていきたいのであれば、シュートが入りやすくなるようにアーチは高くしましょう。

②については、ゴールの近い位置から再度シュート練習を行いましょう。

近い位置から無理なく、そして確率も高く入るようになってから、1歩ずつシュートレンジを広げていきましょう。

シャドーシュートと実際のシュートを見比べる

「自分は基本のシュートフォームはできている」
そう思っていませんか。

実際に1本1本丁寧に打っている時は、しっかりとしたシュートフォームで打てていても、体が疲れている時は腕で投げてしまっていたりするものです。

シュートが入らない時はどんな時ですか?
疲れていない状態でも入らないプレーヤーは、基本のシュートフォームの練習から行ってください。
基本のシュートフォームはできているという方は、スマホなどで撮影し、シャドーシュート(ボールを持っていない状態でエアーでシュートを打つ)と実際にボールを使ったシュートのシュートフォームを見比べてみてください。

腕で投げている、肘が開いている、下半身と上半身がバラバラの動きをしているなど、原因がわかるはずです。

試合でシュートが入らないプレーヤー

疲れた状態でシュート練習をする

練習ではシュートが入るのに、試合では全然入らない。
そんなプレーヤーは多いと思います。

そのようなプレーヤーはまずは、試合と同じ状況を作るため、わざと走りこんだ後にシュートを打つなど、疲れた状態でシュート練習をしましょう。

私は練習を楽しくするために、シュートを外してしまった時は、打った位置からバックコートのエンドラインまでダッシュし、また戻ってきてシュート練習を行っています。

より試合に近づけたい時は、1本打つ毎にエンドラインまでダッシュし、戻ってきたらパスをもらいシュートを練習することもあります。

ディフェンスを想定したシュート練習をする

練習でのフリーシュート練習と試合でのシュートの一番の違いは、ディフェンスがいることです。

実際ボールに触られなくても、プレッシャーをかけられるだけで精神的にも全く違います。
ブロックされるかもと焦り、シュートフォームが崩れてしまったり、早打ちをしてしまった経験は誰にでもあると思います。

そんなプレーヤーは練習中にもディフェンスを想定して練習しましょう。

具体的には誰か目の前に立ってもらい、手を挙げてもらった状態で打ってみましょう。

ブロックはされないとわかっていても、視界に入ってくるだけでゴールに集中しにくくなります。

それも入るようになったら、今度はディフェンスにブロックに来てもらいましょう。
そのままブロックが来る前に打っても良し、シュートフェイントからディフェンスを避けてシュートを打つのもいいと思います。

実際の動きを取り入れたシュート練習をする

あなたは試合でどんなシュートを打つことが多いですか?

すぐに答えられない方は、自分の試合中のシュートを思い出してください。

そしてその試合中のシュートに至るまでの動きも含めて、練習に取り入れてみてください。

スクリーンプレーからのミートシュートが多い方はミートシュートを、ドリブルからのジャンプシュートが多い方はドリブルからのシュートを練習してください。

より試合と同じ状況で打つことで、試合中での確率もグンと上がります。

私は3ポイントシューターなので、スクリーンプレーからのミートシュートが圧倒的に多いです。

そのため、ゴール下から3Pラインまで走り、トップからパスを出してもらいミートシュートをするという練習をいつも行っています。

よりハードにしたい時は、このシュートを休みなく両サイドで連続して行うなど、工夫して行っています。

全プレーヤー向け

高い目標を設定してシュート練習をする

シュート練習をする際は高い目標をもって行いましょう。

具体的には
①リングに触れないように入れる(ループが高くないとできない)
②10本中8本決める意識(試合では4本入ればすごい良いほうです)
この2つを目標をたてて行ってみてください。

加えて、目標を立てるだけでなく、
1本1本のシュートからしっかりフィードバックを得てください
・左右にまがってしまっていたのか
・距離がずれていたのか
・回転はまっすぐであったか
・ループは適正だったか など
都度シュートを修正するよう意識してください。

スラムダンクの桜木花道が2万本シュートを打って、シュートが上手くなったというのは有名ですよね。

ただ誤解しないでほしいのは、やみくもにシュートを打ってもうまくならないのです。

下手なシュートは何本練習しても、下手なシュートが定着するだけです。
上記のことをしっかりと意識して練習を行いましょう。

体幹を鍛える

動きの中でシュートを決めるには、体幹を鍛えることは欠かせません。

体幹トレーニングは単純なパワーが上がるだけでなく、下半身で生み出したパワーを上半身にうまく伝える連動性を高めることができます。

せっかく下半身で強いパワーを生み出しても、体幹が弱くパワーを腕に伝えられなければ、飛距離もでず、シュートは腕打ちになってしまい安定しません。

また、体のバランスがくずれても、上半身をしっかり保つことができれば、安定したシュートを打つことが可能になります。

効果はすぐに出るものではありませんが、今日から体感トレーニングを取り入れましょう。

体の連動性を高める体幹トレーニングは後日記事で紹介したいと思います。

ジャンプの最高点で打つことにこだわらない

ノーマークのシュートの時に、なぜか普段あまり使わない最高打点でジャンプシュートを打ってしまうことないですか?

これは完全に自分の体験談から書いているので、どこまで共感してもらえるかわかりません。

私は特に、ペイントエリアのライン上で、フリーの時にこの現象が起きます。
そして大体外してます。

ディフェンスがいるとき、いない時、距離が近い時、遠い時
どんな時でも練習と同じようにシュートを打てるよう、しっかり意識しましょう。

上手い人の動画を見る

これで最後になりますが、やはり上手い人のプレーをみると成長のスピードが違います。

上手い人はどんな態勢で、どこからボールを持ち、どのように持ち上げて、どのようにボールを放っていますか。

今はyoutubeという便利なアプリがるので、すぐに良質な動画を見ることができると思います。

また、スロー機能で見ることもできるので、しっかりと自分との違いを確認しましょう。

ただ、注意点としては全く同じフォームにする必要はありません。
全員骨格や筋肉の付き方、量も違います。
あくまでも参考で取り入れ、試行錯誤を繰り返して自分に合う、確率の高いシュートフォームを見つけてください。

加えて、シュートフォームだけでなく、ボールをもらうまでの動きかた、ノーマークの作り方など、シュートに至るまでの一連の動作もしっかり見るようにしてください。

最後に、私が参考にしている名プレーヤーの動画を貼って、この記事を終わりにしたいと思います。

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