【絶対うまくなる方法】バスケの練習で2つのことを意識しよう

練習方法

「普段の練習メニューを何となくやってしまっている」
「練習しているのになんかうまくなれない」
「練習ではうまくいくのに、試合で結果をのこせない」

そんな悩みを抱えているプレーヤーの皆さん。
私も現役時代は、ルーティーン化していた練習をひたすらこなしていく毎日でした。

それが悪いわけではないですが、どうしても成長を感じられない日が来てしまいます。

しかし、練習であることを意識するだけで、練習効果は飛躍的に上がります。

練習で意識する2つのこと
・目指すべき目標(定義)を決める

・試合での動きを意識する

これを見てほとんどの方が「そんなこと知っている」と思ったのではないでしょうか。

私もそのつもりでした。

しかし、練習しても試合で成果が出ない、ということが答えなのです。
スタメンに選ばれず試合に出られないのであれば、今を変えるしかないんです。

これから上記2つを深堀していきます。

目指すべき目標(定義)を決める

今やっている練習は将来の試合で活かすためにやっています。
つまり、試合で活きる練習をしないと意味がないのです。

海に船ででても目指すべき場所がなければ、どれだけ進んでもたどり着けないですよね。

バスケの練習もそれと同じです。
どんなに練習を積み重ねても、なりたい姿がなければ高い効果は得られません。

そのため、今からやる練習で自分は何を得たいのか、試合にどうすれば活かせるのかを考える必要があります。

具体的な考え方を教えます。

練習前の現状
プレーヤーA:3Pシュート確立20%

プレーヤーB:3Pシュート確立30%

それぞれ確立を10%上げるための練習方法を考えるとどうでしょうか?

プレーヤーAは3Pのシュート確立を30%までにあげる必要があります。
そのための練習であれば

  • 何本外してもいいが10本連続で入るまで練習する
  • 合計100本入るまで練習する

などがあると思います。

しかし、プレーヤーBはどうでしょうか。
3Pの確立を40%にするというのは、普通の練習ではなかなか達成できるものではありません。

つまり、目指すべき目標(定義)が違うと、同じシュート練習でも意識することを変えないといけないのです。

では、プレーヤーBはどのような練習が考えられるでしょうか?

  • シュートを20本以上打って、確立50%を超えるまで打つ
  • なるべくリングに触れないようにシュートを入れる
  • 連続で外したら最初からやり直し

などが考えられると思います。

これだけとってみても、同じシュート練習でもプレーヤーにより意識することがだいぶ違います。

この考え方を1つ1つの練習で意識しないといけないのです。
考えるだけで大変ですよね。

でも、これをやらないと必ずどこかでつまずきます。
そしてほとんどのプレーヤーがここまで考えて練習してないと思います。
つまり、この目標を決め練習意識を変えることが、ライバルと差をつけるチャンスなのです

同じ練習しかしていなくても、差をつけることができるなんてすごいですよね。
是非この考え方を取り入れてください。

そして、ここからさらに一歩踏み込んで考えていきます。

試合から切り取った場面を練習に落とし込む

先ほどのプレーヤーA、プレーヤーBの練習をまた考えてみましょう。

先ほどの練習を積み重ねた結果、プレーヤーA,Bともに、練習では目標を達成できたとします。
しかし、実際の試合ではどちらも目標に確立が5%届きませんでした。

何が原因でしょうか。

その原因は「試合を想定できていない」ということです。

自分の試合を振り返ると、ディフェンスのプレッシャーが激しい中でのシュートや、動きのあるミートからのシュートなどで確立が落ちていることが多いです。

この原因を解決するには、試合でうまくいかなかった場面を切り抜いて練習に落とし込み、より効果の高い練習をする必要があるのです

では先ほどのA,Bのプレーヤは何がいけなかったのでしょうか。

試合を意識していない練習
・疲れていない練習序盤にシュート練習

・毎回同じ位置でパスを受けシュート

・ブロックに飛んでくるディフェンスがいない練習

こんなことが考えられると思います。

そこで、練習に工夫をしてみましょう。

試合を意識した練習
・走り込み下半身が疲れた状態からのシュート練習

・動きのあるミートからのシュート

・パスをあえてとりにくいところに出してもらう

・ブロックしてくるディフェンスをつける

これだけで、最初のシュート練習からだいぶ変わりました。
難易度も相当上がっていると思います。

試合を意識して練習をすることで、意識していない人よりも何倍も効果的な練習になりますので、ぜひ意識してみてください。

上手くなるには目標(定義)を決める×試合での動きを意識が不可欠

いかがだったでしょうか。
今回は練習するときに意識する2つのこと、ということで

  • 目指すべき目標を決める
  • 試合での動きを意識する

を紹介しました。

基礎的な技術を習得していない初心者の内は、試合を意識した練習は必要ないかもしれません。
しかし、中級者、上級者になり伸び悩んだときには、必ず原因は試合の中にあります。

普通の練習をただやるだけでは、練習の効果は1しか得られません。
しかし、目標を決めること、試合での動きを意識することで、練習の効果は倍以上にもなります。

限られた練習時間で人より差をつけるには、効果的な練習をするほかありません。

皆さんもこの2つを意識してライバルに差をつけましょう。

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