「ラダーなんてやって意味あるのか」
「あんなの意識が高い人しかやってないだろ」
やったことがない人はラダーの効果について、疑問を抱いているのではないでしょうか。
そんな方のために、私の子供で実際に行ったラダーの効果検証を今回は書きたいと思います。
私は【幼児、初心者向け】ラダーを使用したバスケのトレーニング4選【フットワーク編】
の記事でラダーの必要性や初心者向けのラダーの活用方法について記載しました。
今回は動画を載せた当時と比較しながら、どの程度動きに影響があったのか検証したいと思います。
最初に結論を書いておきます。
ラダーは初心者から上級者まで取り入れるべきです。効果あります!
初心者は練習のメインにしてもOK。バスケで使う基礎的な体の動きを習得できます。
中級者、上級者はウォーミングアップに活用するのが効果的です。
検証の前提条件
子供のスペックについて
- 運動、特にバスケ大好き新小学1年生
- 月2回の運動教室に通っている(毎月種目が違う)
- 部活未加入
- 親の趣味で定期的に自宅でバスケットボールの練習をしている
そのかわり、色々なスポーツを体験できる運動教室に月2回通っています。運動教室でも特段目立つわけでもなく、身体能力は一般的なクラスだと思います。
練習頻度について
検証の結果についてはこの後記載しますが、練習頻度を高めれば結果はもう少しよくなっていたように感じます。
ラダーの効果検証結果【2か月でも効果あり】
練習開始前の状況
練習前から走るのは好きだったため、駆け足については十分できていると思います。
しかし、グーパージャンプでは着地時点で足の裏をすべて使い着地しており、ドタドタと音が大きいのがわかります。
また、ツイスト、シャッフルでは普段の動きにないため、ゆっくりであったり、早くなるとバランスを崩してしまう状態になっています。
次に練習後の動きを見てみましょう。
練習開始後の動き
駆け足については普段から取り入れている動きなので、あまり効果は感じされませんでした。
よりスピーディーに足を運ぶことを意識させ、床との設置時間が少なるように指導しています。
ジグザクジャンプでは、着地時の足の使い方が、つま先から母指球までをしっかり使えており、音も静かでかつ次の動作にすぐに進めており改善が見られます。
ツイストについては、子供が苦手なようでどうしても前後にぶれてしまい、途中で止まってやり直すのがなかなか治らない状況です。しかし、以前のようにバランスを崩してしまうということはなくなりました。
シャッフルについては大幅な改善が見られました。単に動きに慣れたということもあると思いますが、複雑な足の動きを明らかにスピーディーに行えるようになりました。
しかし、早さを意識するあまり正確性はこれからの課題です。
結論
初心者におけるラダーの効果は絶大!やり始めたらすぐに出ます。
普段の生活にはない動きなので、集中力のない子供にも飽きさせません。
また、距離も短いため1回1回の時間が短いのも初心者向け!
しかし、時間だらだらとやるのはやめましょう。
既にバスケット経験のある中級者以上の方であれば、週1回の2か月間という時間では効果を感じるのは難しいと思いますが、練習頻度、期間をレベルに応じ変えることで、中級者以上でも効果は得られます。
ラダーを使用する際はウォーミングアップ中心をおすすめします。
激しい練習前の体を温める役割として最高のアイテムです。
ここを意識!ラダーの効果をプレーに活かす一工夫
ラダーの効果は絶大ですが、ラダーの動きだけが上手くなっても仕方ありません。
バスケのプレーで活かせなければ、何も意味がなくなってしまいます。
そのため、私は練習時には、ラダーの1種目が終わった後、そのままリングに向かって走らせ、ラダーで直前まで行っていた動きに合わせシュートをさせています。
例えば、かけあしのラダー種目が終わった際はランニングシュートを、ツイストをやった際はギャロップステップを、とバスケの実際の動きを取り入れています。
そうすることで、子供は頭ではなく体でバスケへの動きへの変換をできるうえ、なによりも練習を楽しんでできます。
私の子供は全然ギャロップステップやユーロステップはできていませんが、本人なりに工夫しながら毎回楽しそうに練習しています。
まとめ
今回はバスケのラダートレーニングの効果について検証しました。
私自身もラダートレーニングを取り入れたのは大人になってからであり、いまいち効果がわかっていませんでしたが、幼少期や初心者であれば数か月で効果が実感できるほど、有意義な練習であったという結果でした。
今後の自分の子供の練習に取り入れていきたいと思います。
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