【初心者向け基礎知識①】バスケットボールを知ろう

ルール

今回は
「これからバスケットボールを始める初心者の方」
「子供がバスケを始めたけどバスケットのことを何も知らない」
そんな方にバスケットボールの基礎知識を簡単に解説します。

バスケットボールの超基礎知識

  1. バスケットコート
  2. バスケットは何人でやるの?
  3. 試合の時間は?
  4. 得点に関するルール
  5. 交代はどうやるの?

今回はこの順番で説明をしていきたいと思います。

バスケットの基礎的知識

バスケコート

コートサイズ

・ミニバス
サイドライン22~28m、エンドライン12~15m

・中学生以上
サイドライン28m、エンドライン15m

・共通
フリースローライン5.8m(エンドラインから)

 

バスケットは何人でやるの?

バスケットは5人対5人で行うスポーツです。1チームの人数(試合に出る権利を有しているベンチメンバーを含む)は、FIBA(国際バスケットボール連盟)管理の大会では12名、国内では12名もしくわ15名です。つまり、試合は5人が出ますので、ベンチに7人もしくは10人までが座ることができます。

試合の時間は?

バスケットボールの試合は4クウォーター(4Q)制になっています。
1Q⇒インターバル⇒2Q⇒ハーフタイム⇒3Q⇒インターバル⇒4Q
という流れです。4Q終了時同点の場合は延長戦もあります。
1Qの時間は年代によって違いますのでご紹介します。

ミニバスケットボール(ミニバス)

1Qの時間は6分、インターバル2分、ハーフタイムは10分です。
延長の時間は3分です。
よって1試合の時間は6分×4Q=24分+インターバル2分×2+ハーフタイム10分
の38分です。(延長がある場合3分)

中学生

1Qの時間は8分、インターバル2分、ハーフタイムは10分です。
延長の時間は5分です。。
よって1試合の時間はミニバスの2分×4Qプラスなので46分です。

高校生以上

1Qの時間は10分、インターバル2分、ハーフタイムは10分です。
延長の時間は5分です。
よって1試合の時間は中学生の2分×4Qプラスなので54分です。

Bリーグ

Bリーグについては、ハーフタイムは20分です。ハーフタイムでは来場者の参加型のイベントなどが開かれるため、長めに時間がとられています。また、2Q,4Qの残り5分を切り初めてボールがデッドになった時(時間が止まった時)に、オフィッシャルタイムアウトとして、自動的に90秒のタイムアウトが実施されます。
よって試合時間は高校生にプラス13分なので67分です。

開始から終了までの時間は?

バスケットボールはサッカーやラグビーと違い、ボールがコートの外に出たり、ファールがあった際は時間が止まります。そのため、ファールが多くフリースローが多い試合などでは、先ほど記載した時間を大幅に超えてしまうことがあります。経験上、上記時間より30分から60分程度多い時間を考えておくといいと思います。大体の目安ではありますが、ミニバスでは60分、中学生、高校生では70分から100分、Bリーグでは150分程度を見込んでおけばよいでしょう。

得点に関するルール

バスケットボールはバスケットリングにシュートを多く入れ、点数が多いほうが勝つゲームです。
シュートの難易度に応じて点数差が付けられています。

  • 1点・・・フリースローでの得点(シュートモーション中などの条件下でのファールを受けた時のみ与えられる権利)
  • 2点・・・2ポイントエリアからシュートを決めた場合(上記イラストでは制限エリア内、ノーチャージセミサークルエリア内からのシュートも含みます)
  • 3点・・・3ポイントエリアからのシュートを決めた場合(自分が攻めるコートの2ポイントエリアの外からならすべて3点になります。)

交代はどうやるの?

交代については小学生のミニバスケットボール(ミニバス)と中学生以上で違いがあります。

ミニバス

ミニバスの交代制度は独特です。条件は下記の通り

  • プレーヤーの内10人以上は6分以上出場しなければならない
  • 3Qまでに10人以上のプレーヤーが、6分以上12分を超えない時間だけ出場しなければならない
  • 1Qから3Qまでの交代は、インターバルかハーフタイム時しかできない

となっております。
少しわかりにくいですが、1Q、2Qで10人が出場し、3Qは1Q、2Qを出た10人の内5人が出れば条件を満たすことになります。
また4Qはそのような縛りはないため、自由に出ることができます。

また交代については

  • タイムアウトがあった時
  • ゲームクロックが止まった時
  • ファウルがコールされた後
  • 最後のフリースローが入った後

はとれます。
ただし、昨今少子化が深刻な状態であり、10人以上の部員を確保できチームがあることから、10人以上部員を集めることができないチームについては8人もしくは9人で試合出場が可能となりました。その際は先ほど紹介したルールが一部変更され適用されますので、その際はよくルールを確認してください。

中学生以上

先ほどのミニバスの交代制度とは違い、中学生以上は簡単です。

  • ゲームクロックが止まった時
  • 最後のフリースローが入った時
  • 4Qの残り2分を切り、相手にシュートを入れられたとき(シュートを決められた側のチームのみ交代可能)

この条件を満たせば何度でも交代可能です。
近年のバスケットボールの試合ではタイムシェア(1人が長い時間試合にでないようにする)が行われており、1試合で頻繁に選手の交代が行われます。また、最後の数十秒の時間では、ディフェンス側はディフェンスのスペシャリストを出したり、オフェンス側はスリーポイントシューターを投入する等、戦略的に交代が使われております。

 

まとめ

バスケットボールには様々なルールがあります。今回は超初心者が最初に知っておくべき、基礎中の基礎を紹介させていただきました。また、別にさらに詳しいバスケットのルールを載せますのでご覧になってください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました